『ひとも魚も魅了する"ZANMAI"』




北海道でヤマメを追いかけ続けている榊原さん。





 

ZANMAI ORIGINAL HAND MADE LURES 25周年おめでとうございます。

この度、小平さんよりフィールドスタッフのお話をいただきました、
北海道在住の榊原と申します。

25周年を迎えた記念すべき年に
スタッフとして迎えいれていただいた小平さんには感謝しかありません。

私の渓流ミノーイングを、あらゆる視点から劇的に変えてくれた "ZANMAI"。
渓流ミノーイング歴は約6年と短いですが、幼少期より海や山に囲まれた町で育ち、
豊かな自然と共存する釣りに魅了されてきました。

生まれた町を離れ、学生から社会人となり渓流ミノーイングを始めたものの、試行錯誤の日々。
そんな中、旧マイロッホさんの店舗で知った"ZANMAI" 。

直感とでも言いましょうか、迷う事なく手にしたミノーたち。
気が付けば数多くの素敵な渓魚との巡り合わせを手助けしてくれた、
信頼のおける相棒となるのに時間は掛かりませんでした。

またルアーだけでなく、北の王者に挑戦するキッカケとなった新しいレヴェルトラウト8.7 MT。
かつてのレヴェルトラウトは名前だけ知っていて、使うチャンスはありませんでしたが、
新たな相棒はすでに欠かせない存在です。

そういえば、"ZANMAI"に出会い魅力されてからは特に、
自分の中で釣りのストーリーが明確になってきました。

つまり、このロッドやミノーで魚に逢いたい!のです。

そう思わせてくれる小平氏の想いのつまった"ZANMAI"を僕なりの視点で、
多くの方に伝えられたらと思います。

皆さまと何処かでお会いできる機会を楽しみにしています。
気軽に声をかけていただければ嬉しいです。

人として、スタッフとして、アングラーとして成長していきたいと願っています。


               ZANMAI LURES フィールドスタッフ 榊原希望


30代半ばで三児の父。学生時代から始めたラグビーはいまだ現役で、社会人クラブで活躍中。
水産系の学校を卒業後は札幌の水産中央卸市場でマグロの競り人として、毎朝、威勢のよい声を張り上げている。あだ名はのんちゃん。

北海道の豊かな自然に育ち、釣りを覚えた榊原さんにとって、生き物に触れる手段のひとつがたまたま釣りだったように僕には思える。

だからだろうか、彼の釣りはどこかおっとりしていて、気負いがない。
もちろん大きなトラウトを釣りたいという気持ちは人並みに、いや人並み以上に持っているのだろうけれど、釣り人で言うところの殺気がほとんど感じられないのだ。

ラグビーで鍛えたガッチリした身体をゆらゆらさせながら、ゆったり渓流を歩く。
緩慢とは違う、リラックスしているのだろう。
釣れたヤマメは必ずしげしげと観察する。

「うーん小平さん、見てください。○○なヤマメが釣れましたよ。」
大きなヤマメと同じぐらい、在来ヤマメだったり、パーマークの形状や差異など個体差にも関心があるようだ。

一緒に川を歩いていると、この渓オリジナルのヤマメを未来へ残すため、出来ることはあるだろうか。なんて質問もよくされる。

こういう感性の持ち主は、一匹の価値を最大限に高めてくれる釣りをとても大切にしていると感じる。
猟や漁とは対局に位置する、純粋な、大人の遊び。喜び。

だからだろう、榊原さんは釣り道具にこだわる。
流行などとは無関係で、感性がぴったり一致するものしか使いたくないのだ。
「これで釣れなければ、意味が無い。」と彼がよく口にするのは、そういうことだ。

榊原さんのパーソナリティは北国の自然由来。
懐深く、伸びやかな感性をいつまでも大切にして、北海道の大好きな自然やヤマメ、
釣り道具のことを皆さんに伝えていってもらいたい。

皆さん、のんちゃんをどうぞよろしくお願いいたします。



                              ZANMAI  小平豊











榊原さんが今年から本格的に追いかけ始めた、イトウ。天塩川でいきなり97pをキャッチ。
ロッドはレヴェルトラウト8.7MTスリーピース、ルアーはスリム115。